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初心者向け!住宅ローンの選び方|ネット銀行は本当にお得?フラット35・フラット50との違いも比較

公開日:2025/02/25(火) 更新日:2025/02/25(火) お金(資金計画・住宅ローン)

住宅ローンイメージ画像

 

足利市の工務店、福富住宅の
「ママ建築士」兼「住宅ローンアドバイザー」の
春山です。

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今回は、「住宅ローンの選び方」について
ご紹介します。

 

 

目 次

1. 住宅ローンの選び方の基本

2. ネット銀行の住宅ローンとは?

3. フラット35・フラット50とは?

4. ネット銀行 vs フラット35・50 vs銀行ローン
  の比較

5. 住宅ローンを選ぶ際の注意点と
  おすすめの選び方

6. 住宅ローン選びをサポートする
  「いえーるダンドリ」

 7. 住宅ローン選びに悩んでいる方へ

 

 

1. 住宅ローンの
選び方の基本

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1-1. 住宅ローンとは?

住宅ローンを取り扱う機関には、主に「ネット銀行ローン」「フラット35・フラット50」「銀行ローン」の3種類があります。
それぞれの特徴を理解し、自分に合ったものを選ぶことが重要です。

 

住宅ローン Q&A

Q&Aイメージ画像

Q1. 住宅ローンを選ぶ際に最も重要なポイントは何ですか?

A. 金利の低さだけでなく、団体信用生命保険の内容、返済期間、手数料、繰上げ返済の条件、審査の通りやすさも考慮することが重要です。

Q2. 変動金利と固定金利、どちらが良いですか?

A. 変動金利は低金利時に有利ですが、将来的に金利が上昇するリスクがあります。
固定金利は安心ですが、金利がやや高めです。ライフプランに合わせて選びましょう。

Q3. フラット35はどんな人に向いていますか?

A. 長期間にわたって安定した金利で返済したい人や、民間銀行の審査が厳しい人におすすめです。

Q4. ネット銀行の住宅ローンは安全ですか?

A. ネット銀行は金利が低く魅力的ですが、対面サポートがない点には注意が必要です。
信頼できるネット銀行を選びましょう

Q5. 住宅ローン審査に通りやすくするためのポイントは?

A. 安定した収入を確保し、クレジットカードの延滞履歴をなくすこと、頭金を多めに準備することが有効です。

 

1-2. 変動金利と固定金利の違い

住宅ローンを選ぶ際にまず考えるべきなのが「変動金利」「固定金利」かという点です。

変動金利:
市場金利に応じて変動し、低金利時に有利だが、将来的なリスクがある。

固定金利:
一般的には変動より金利が高い傾向にある。一定期間または全期間、金利が固定されるため、安心して返済計画を立てやすい。

 

1-3. 金利以外に注目すべきポイント

金利だけでなく、以下の点にも注目しましょう。

❒諸費用
保証料、事務手数料、団体信用生命保険(団信)料など。

❒繰上げ返済のしやすさ
手数料がかかるか、無料で利用できるか。

❒借入限度額
自分の年収や資産に応じた借入可能額を把握する。

❒審査の厳しさ
職業、収入、信用情報などにより審査の通りやすさが変わる。

 

<用語解説>

変動金利
市場金利に応じて定期的に見直される金利のこと。金利が低いときに借りると有利だが、将来的な上昇リスクがある。

固定金利
借入期間中、金利が固定されるタイプ。金利の変動リスクを避けられるが、変動金利より高めに設定されることが多い。

団体信用生命保険(団信)
住宅ローン契約者が死亡または高度障害になった場合、ローン残高が保険でカバーされる仕組み。

繰上げ返済
予定より早く返済を行い、ローンの元金を減らすこと。総支払額を減らせるメリットがある。

住宅ローン審査
借入希望者の収入、勤務状況、信用情報などを基にローンの可否を判断するプロセス。

 

 

2. ネット銀行の
住宅ローンとは?

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2-1. ネット銀行の特徴

ネット銀行は店舗を持たず、オンラインで手続きが完結するのが特徴です。
そのため、運営コストを抑えた分、金利が低めに設定されていることが多いです。

 

2-2. メリットとデメリット

-メリット―

低金利:
店舗型銀行と比べ、低い金利で住宅ローンを提供。

手続きがオンライン完結:
窓口に行く手間が省ける。

諸費用が安い:
保証料が不要な場合も。

繰上げ返済手数料が無料:
ほとんどのネット銀行では繰上げ返済に手数料がかからない。

借入可能額が高めに設定されることが多い:
年収に対する借入可能額の上限が、店舗型銀行よりも高い場合がある。

 

-デメリット―

対面相談ができない:
初心者には不安要素になることも。

審査が厳しい:
収入や信用情報に関する審査が厳格。

融資実行までに時間がかかる場合がある:
対面型の銀行よりも手続きに時間がかかることがある。

利用できるローンの種類が限定される:
ネット銀行は住宅ローン以外のローン商品が少ない場合がある。

団信の内容が制限されることがある:
一部のネット銀行では、団体信用生命保険(団信)の内容が制限されることがあるため、詳細な比較が必要。

 

2-3. 主要なネット銀行と金利の比較

以下に、代表的なネット銀行(楽天銀行、住信SBIネット銀行、auじぶん銀行)の住宅ローン金利やサービス内容の違いを比較します。

 

比較表画像

 

<用語解説>

ネット銀行
店舗を持たず、オンラインで住宅ローンの申し込みや手続きを行う銀行。

変動金利
市場金利に応じて定期的に見直される金利のこと。低金利時には有利だが、将来的なリスクがある。

固定金利
契約時の金利が借入期間中変わらないローン。安定して返済計画を立てられるが、変動金利よりも高めの金利設定が多い。

事務手数料
住宅ローンを契約する際に発生する銀行への手数料。定額や借入額の一定割合で設定される。

繰上げ返済
予定よりも早く返済することで、元本の減少を早め、支払利息を減らすことができる制度。

 

 

3. フラット30・フラット50とは?

フラットロゴ画像

 

3-1. フラット35の仕組み

フラット35は、住宅金融支援機構が提供する全期間固定金利型の住宅ローンです。
民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携し、長期間にわたる安定した返済を可能にしています。

借入期間:
15年以上35年以内(年齢条件による制限あり)

金利:
全期間固定金利で、借入時に決定した金利が返済終了まで変わらない。

保証料不要:
民間銀行とは異なり、保証会社を利用しないため保証料が不要。

自己資金要件:
購入する住宅価格の一部を自己資金で負担する必要がある(原則10%以上)

 

3-2. フラット50の特徴

フラット50は、フラット35よりも長期間の返済が可能な住宅ローンです。
長寿命住宅向けのローンとして、最大50年間の返済が設定できます。

借入期間:
36年以上50年以内(長期優良住宅認定が条件)

金利:
全期間固定金利(フラット35と同様)

融資対象:
長期優良住宅として認定された住宅が対象

返済計画の柔軟性:
50年間の長期返済により、毎月の返済負担を軽減可能

3-3. フラットシリーズの
メリット・デメリット

-メリット―

金利が固定で安心:
金利が変動しないため、将来の金利上昇リスクを回避できる。

保証料が不要:
保証会社を利用しないため、保証料の支払いが不要。

団信(団体信用生命保険)の選択が可能:
加入は任意で、コストを抑えることができる。

収入の安定しない人でも利用しやすい:
自営業者やフリーランスでも利用しやすい。

長期優良住宅ならフラット50も選択可能:
より長期間の返済計画が立てられる。

 

-デメリット―

金利がやや高め:
変動金利と比較すると、固定金利のため金利は高くなる。

自己資金要件がある:
住宅価格の10%以上を自己資金として用意する必要がある。

融資対象の住宅に制限がある:
住宅の性能基準を満たす必要があり、すべての物件が対象になるわけではない。

借り換え時の手数料がかかる:
金利低下時に他のローンに借り換える際に費用が発生する。

団信が有料の場合もある:
一般的な住宅ローンと異なり、団体信用生命保険の費用が自己負担になることがある。

 

<用語解説>

フラット35
住宅金融支援機構と民間金融機関が連携して提供する全期間固定金利の住宅ローン。

フラット50
長期優良住宅向けの住宅ローンで、最大50年間の返済期間を設定できる。

全期間固定金利
借入時に決定した金利が返済期間中変わらないローンタイプ。

保証料
通常の民間銀行の住宅ローンでは、保証会社を利用するために発生する費用。フラット35では不要。

団体信用生命保険(団信)
住宅ローン契約者が死亡または高度障害になった場合に、残りのローンが保険でカバーされる仕組み。

 

 

4. ネット銀行 vs フラット35・フラット50 vs 銀行ローン の比較

比較イメージ画像

4-1. どんな人に向いているのか?

ネット銀行:
低金利を重視し、オンラインでの手続きを好む人。

フラット35・フラット50:
長期間の固定金利で安定した返済計画を立てたい人。

銀行ローン:
対面での相談や手厚いサポートを求める人。

 

4-2. 金利の違いをチェック

ネット銀行:
変動金利が一般的に低いが、金利の変動リスクがある。

フラット35・フラット50:
全期間固定金利のため金利は高めだが、将来の変動リスクがない。

銀行ローン:
変動金利と固定金利の両方の選択肢があり、銀行によって異なる。

 

4-3. 返済期間と総支払額の比較

ネット銀行:
返済期間を短縮しやすいが、長期的に金利が上がる可能性がある。

フラット35・フラット50:
固定金利なので、長期的な支払総額が予測しやすい。

銀行ローン:
変動金利を選ぶと支払額が変わるため、リスク管理が必要。

 

4-4. 手続きの簡便性

ネット銀行:
オンラインで完結するため、スピーディーかつ手軽。

フラット35・フラット50:
書類審査があるが、基本的にはシンプル。

銀行ローン:
対面相談ができるが、手続きには時間がかかることがある。

 

4-5. 総合的な判断基準

低金利を重視するなら:
ネット銀行の変動金利が最も有利。

安定性を重視するなら:
フラット35・フラット50が安心。

サポートを重視するなら:
銀行ローンが手厚い。

 

<用語解説>

ネット銀行
店舗を持たず、オンラインで住宅ローンの申し込みや手続きを行う銀行。

変動金利
市場金利に応じて定期的に見直される金利のこと。低金利時には有利だが、将来的なリスクがある。

固定金利
契約時の金利が借入期間中変わらないローン。安定して返済計画を立てられるが、変動金利よりも高めの金利設定が多い。

総支払額
借入金に対する利息を含めた、ローンの最終的な支払総額。

団体信用生命保険(団信)
住宅ローン契約者が死亡または高度障害になった場合に、残りのローンが保険でカバーされる仕組み。

 

 

5. 住宅ローンを選ぶ際の
注意点とおすすめの選び方

選ぶイメージ画像

 

5-1. 自分に合った
住宅ローンを見極めるポイント

❒ライフプランを考慮する
将来の家計の変動を予測し、無理のない返済計画を立てる。

❒金利タイプの選択
固定金利と変動金利の違いを理解し、自分に合ったものを選ぶ。

❒借入可能額の確認
年収や支出を基に、借入可能額をシミュレーションする。

❒返済期間の設定
短期間で完済するのか、長期的に負担を分散させるのかを考える。

❒手数料や諸費用のチェック
ローン契約時の事務手数料、保証料などを確認する。

 

5-2. 住宅ローン審査の基準

信用情報の確認:
クレジットヒストリーが良好であることが重要。

年収と返済負担率:
年収に対するローン返済額の割合が適正かどうか。

勤続年数と雇用形態:
正社員や公務員は審査が通りやすく、フリーランスは厳しくなる傾向。

自己資金の割合:
頭金が多いほど審査に有利。

他の借入状況:
クレジットカードや他のローンの借入額も影響を与える。

 

5-3. おすすめの住宅ローンの選び方

低金利を重視:
ネット銀行の変動金利ローンを検討。

安定性を優先:
フラット35などの全期間固定金利型を選ぶ。

手厚いサポートを希望:
対面相談ができる銀行ローンを選ぶ。

団信(団体信用生命保険)の充実度を確認:
死亡・高度障害以外の保障が付帯されているか。

繰上げ返済のしやすさ:
手数料無料で繰上げ返済が可能か確認。

 

5-4. 住宅ローン借り換えのポイント

❒金利の低下を活用
現在のローンより低い金利のローンに借り換えることで利息負担を軽減。

❒手数料と諸費用の計算
借り換え時の事務手数料や保証料を考慮し、総コストを比較。

❒借り換えに適したタイミング
金利の変動や市場の動向をチェック。

❒借り換え後の返済計画の見直し
借り換え後に無理のない返済ができるか確認。

❒複数の金融機関を比較
複数の銀行やネット銀行のローンを比較し、最適なものを選ぶ。

 

<用語解説>

返済負担率
年収に対する年間ローン返済額の割合。一般的に25%〜35%が適正とされる。

繰上げ返済
予定より早く返済することで、元本を減らし、支払利息を削減する方法。

借り換えローン
現在の住宅ローンを新たなローンに変更し、より良い条件で借入れをすること。

団信(団体信用生命保険)
ローン契約者が死亡または高度障害になった際に、ローン残高が保険でカバーされる仕組み。

ローンシミュレーション
借入金額、金利、返済期間を基に、毎月の返済額や総支払額を試算するツール。

 

 

6. 住宅ローン選びをサポートする「いえーるダンドリ」

ロゴ画像

住宅を購入する際、多くの人が直面するのが住宅ローン選びの難しさです。
どの金融機関を選べばよいのか、どの金利タイプが適しているのか手続きはどう進めればよいのか、不安を感じることも多いでしょう。
しかし、そんな悩みを解決するためのサポートツールがあります。
「いえーるダンドリ」を活用すれば、スムーズに最適な住宅ローンを選び、安心して住宅購入を進めることができます。

 

6-1. 自分で住宅ローンを選ぶ際の
デメリット

情報収集が大変
各金融機関の金利や条件を比較するのに時間がかかる。

手続きが煩雑
書類の準備や申し込み手続きが複雑で手間がかかる。

専門知識が必要
金利タイプや返済計画の知識がないと最適な選択が難しい。

審査に通るか不安
金融機関ごとの審査基準が異なり、自分に合ったローンを見つけるのが難しい。

相談相手がいない
プロの意見を聞かずに決めると、後悔する可能性がある。

 

6-2. 「いえーるダンドリ」の
メリット

住宅ローンの専門家がサポート
最適なローンを提案してくれる。

比較が簡単
複数の金融機関のローンを一括比較できる。

手続きのサポート
必要書類の準備や申し込みをサポート。

審査対策が可能
審査通過のポイントをアドバイス。

相談無料
プロのアドバイスを無料で受けられる。

チャット形式でやりとり可能
いつでも気軽に質問でき、スムーズな対応が可能。

 

6-3. 住宅ローン選びの手間を軽減

「いえーるダンドリ」を利用することで、住宅ローン選びにかかる時間と手間を大幅に削減できます。
プロのサポートを受けながら、効率的に自分に合ったローンを見つけられます。

 

6-4. スムーズな住宅購入を実現

住宅ローンの選択ミスは、将来的な家計の負担につながる可能性があります。
「いえーるダンドリ」を活用すれば、無駄なコストを抑え、安心して住宅購入を進めることができます。

 

<用語解説>

住宅ローン審査
金融機関が借り手の信用情報や収入状況を確認し、融資の可否を判断するプロセス。

金利比較
複数の金融機関の金利を比較し、最適なローンを選ぶ作業。

団信(団体信用生命保険)
ローン契約者が死亡または高度障害になった際に、ローン残高が保険でカバーされる仕組み。

借入可能額
金融機関が貸し出すことができる最大のローン額。

ローンシミュレーション
借入金額、金利、返済期間を基に、毎月の返済額や総支払額を試算するツール。

 

 

7. 住宅ローン選びに
悩んでいる方へ

悩んでいるイメージ画像

住宅ローンは、人生の大きな決断の一つです。
数十年にわたる返済計画を立てることは、不安や疑問が多いものですが、慎重に検討し、自分に合った選択をすることで、将来の安心へとつながります。
金利や返済条件だけでなく、ご自身のライフプランや価値観も考慮し、無理のないローンを選ぶことが大切です。
専門家の意見を参考にしながら、納得のいく決断をしていきましょう。

福富住宅では、「いえーるダンドリ」でお客様の住宅ローン選びをサポートしています。

全国に無数にある商品の中から、住宅ローンの専門家が比較・提案をしてくれます。

 

福富住宅の確かな「高性能住宅」と「いえーるダンドリ」での住宅ローン選び、という組み合わせでのスマートな住宅購入をオススメしています。

 

詳しくは、お気軽にお問い合わせください。

 

 

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