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Q&A|どうしてトイレに窓をつけないの?ニオイがこもらないの?

公開日:2022/09/16(金) 更新日:2022/12/20(火) 家の性能スタッフブログ

福富住宅のモデルハウスのトイレ写真

弊社モデルハウスのトイレには、窓がありません。そのためモデルハウスを見学されたお客様から「トイレに窓がないんですね」とご質問頂くことがあります。
きっと、トイレ内にニオイがこもるのを心配されてのご質問ですよね。
心配されるお気持ち、よくわかります(^-^*)

そこで今回は、

  • トイレに窓がない理由
  • ニオイがこもらない理由

などについてお伝えしたいと思います。


-トイレに窓がない理由-
暑さ寒さを防ぐため

暑さの70%寒さの60%は窓から

室内の暑さ寒さの原因の一つは、窓からの熱の出入りです。熱の出入りが起こると、夏は外の暑さが室内へと入り、冬は室内の暖かさが外へと逃げてしまいます。

特にトイレのように狭い場所ではその影響が大きく、他の部屋よりもトイレが暑くなったり寒くなりやすいのはそのためです。

トイレ内が他の部屋よりも暑くなったり寒くなると、不快に感じるのはもちろんのこと、私達の健康面への心配も出てきます。

特に寒い冬は、暖かい部屋から寒いトイレへ入った時に急激な血圧の変動(ヒートショック)が起こりやすく、それが原因で心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まってしまいます。

そうしたリスクを減らすためにも、私達はトイレに窓をつけないことをご提案しています。

 

-ニオイがこもらない理由①-
計画的な換気を行っているから

第一種換気システム

私達は「第一種換気システム」を利用して、室内の換気を計画的にコントロールしています。
換気システムが自動的に効率よく室内の換気を行うため、汚れた空気やニオイがたまることなく、新鮮でキレイな空気を保つことができます。従来のような、窓を開けての換気は不要です。

 

-ニオイがこもらない理由②-
気密性の高い住宅だから

室内の換気を計画的にコントロールするためには、住宅の気密性を高める(=すき間を少なくする)ことも重要です。
すき間をなくすことで、換気設備以外の場所から意図せず空気が出入りすることを防ぎ、計画通りに換気を行うことができます。

 

(実験)
ディフューザーで
トイレのニオイ漏れを検証

ディフューザー

弊社がお世話になっている前橋のインテリアショップ「Rooming+」さんに、素敵なディフューザーを頂いたので、トイレに置いて、トイレの外に香りが漏れ出てこないかを実験してみました。
結果は、大成功!
トイレのドアを開ける瞬間まで、全く香りを感じません。トイレ内のニオイが、外へ漏れ出ていないことを確認できました。

 

\随時受付中/
モデルハウス見学


足利市福居町のモデルハウスでは、ご見学を随時承っております。ご夫婦+お子様2人の4人家族を想定したリアルな間取りと、パッシブデザイン・高耐震・高断熱・高気密設計の未来基準の高性能が特徴の住宅です。
トイレのニオイ漏れも含め、皆様の家づくりに役立つ工夫が沢山詰まった住宅ですので、ぜひご見学にいらしてくださいヾ(^-^*)

モデルハウス見学


トイレに窓は不要です

今回は、弊社モデルハウスのトイレに

  • 窓がない理由
  • ニオイがこもらない理由

について、ご紹介しました。
いかがでしたでしょうか??

トイレに窓を作らないことで、
トイレ内の暑さ寒さを軽減できるだけでなく、ご家族の健康被害のリスクを下げることができます。建設費の削減にも、つながりますよ。

新築やリフォームを行われる際には、
トイレの窓の有無についても、ぜひご検討されてみてくださいね (^-^)

住宅の換気システムや気密性能についてご質問等がございましたら、お気軽にお問合せください。経験豊富な一級建築士が、わかりやすくご説明させて頂きます。

家づくり相談


福富住宅のスタッフ写真

この記事は、栃木県足利市の工務店(有)福富住宅の大竹がお届けしました。
私達は創業52年。信頼と実績ある地域密着の工務店です。
パッシブデザイン設計・高耐震・高断熱・高気密の高性能住宅をご提案し、安全・安心・快適・省エネな暮らしを実現します。
新築もリフォームも、住まいのことは福富住宅にお任せください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。