ホーム スタッフブログ 住まいの性能 用語解説 ~C値って、いくつがいいの?Heat20の提案水準~ 前の記事 一覧 次の記事 自己紹介へ 住まいの性能 用語解説 ~C値って、いくつがいいの?Heat20の提案水準~ 公開日:2023/03/25(土) 更新日:2023/04/11(火) 社長ブログ 足利市の工務店、福富住宅の渡邊雄二です。『住まいの性能 用語解説』と題して住宅の性能につかわれる言葉についてご紹介!家づくり計画のご参考として頂けましたら幸いです。 住まいの性能 用語解説【C値っていくつがいいの?】 前回は、「漏気と気密」についてのお話でした。ここ数回、建物の密閉度=気密性が大切というお話をしてきました。では、気密性を表すC値って、一体いくつにすればいいのでしょうか?福富住宅では、二つの基準から、気密性C値0.4以下を自社基準としています。今回は、まず一つ目の基準をご紹介します。 Heat20での提案C値:0.7±0.2(0.9~0.5) まず一つ目は、断熱性のお話の時にでてきた『Heat20』という基準に登場するC値の目安です。『Heat20 設計ガイドブック2021』という本があります。その94&95ページは「気密性能水準の提案」という項です。 *Heat20については、こちらへ冬、暖房を使用しているときには、天井付近のすき間からは暖かい空気が外に出てしまい、床付近や窓の下の方から、冷たい空気が入ってきてしまいます。このとき、床付近や窓の下部から冷たい空気が、どのくらいの風速であれば不快に感じないのか、そんな視点から気密性能の水準が提案されています。 Heat20設計ガイドブックによる気密性性能水準C値:0.7±0.2(0.9~0.5) このC値は、経年劣化による性能の低下が考慮されています。ちなみに、気密性能を表すC値は、どれくらいすき間がるのかを示しているので、数値が小さい方が気密性が良い=すき間が少ないということになります。住宅の新築工事の際、『C値0.7になるように工事をする』というのは、実は結構難しいものです。優勝を目指して努力するから、結果3位入賞できるという感じでしょうか。そのため、C値0.7を目指すとするよりは、【C値0.5以下を目指して、気密性を確保するために工事を行う】ことが必要です。以上、一つ目の基準「Heat20 設計ガイドブック」で提案されている気密性能の水準でした。次回は二つ目の基準について、ご案内致します。お楽しみに! ◇住まいの性能 用語解説ブログ ~断熱&断熱性~ ~断熱性能を表すUa値~ Ua値の基準 Heat20 Ua値って、いくつがいいの? ~気密と気密性~ ~気密性を表すC値~ ~断熱と気密はセットです~ ~気密と換気~ 漏気と気密 私達は栃木県足利市で創業して52年!地元の工務店だからこそわかる『地域特有の気候』や『周辺環境』を踏まえた上で、弊社独自のノウハウを活かし、安心・安全・快適・省エネ・健康にお暮らし頂ける住まいをご提案しております。新築もリフォームも、お住まいに関することは私たちにお任せください! お住まいに関するご相談は、経験豊富な一級建築士兄弟とプロの職人集団「チーム・スマイル」にお任せ下さい! (業務内容)注文住宅・規格住宅・リフォーム各種 (対応エリア)足利・佐野・太田・館林・桐生・邑楽大泉・明和・千代田 お問合せ ※しつこい営業は一切行っておりませんお気軽にご相談くださいませ 前の記事 一覧 次の記事