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住宅ローン審査が不安なあなたへ!契約の流れと必要書類を徹底解説

公開日:2025/02/22(土) 更新日:2025/02/22(土) お金(資金計画・住宅ローン)

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足利市の工務店、福富住宅の
「ママ建築士」兼「住宅ローンアドバイザー」
春山です。

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今回は、「住宅ローン」の審査についてご紹介します。

 

 

目 次

1. はじめに

2. 住宅ローンの基本的な流れ

3. 住宅ローン審査でチェックされる
    ポイント

4. 住宅ローン審査に必要な書類一覧

5. 住宅ローン審査をスムーズに進めるコツ

6. よくある住宅ローン審査の落とし穴

7. まとめ

8. 「いえーるダンドリ」で住宅ローン契約を
    スムーズに!

 

 

 

1. はじめに

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住宅購入を検討している方にとって、住宅ローンの審査は大きなハードルのひとつです。
特に、初めての住宅ローン契約では
「審査に通るか不安」
「どんな書類が必要なの?」
と疑問や不安を感じる方も多いでしょう。

 

住宅ローン契約に関する5つのQ&A

Q1. 住宅ローン審査にはどれくらい時間がかかるの?
A1. 事前審査は通常数日~1週間程度、本審査は1~2週間ほどかかるのが一般的です。
ただし、金融機関や申込者の状況によって前後することがあります。


Q2. 事前審査と本審査の違いは何?
A2. 事前審査は簡易的なチェックで、借入可能額やおおよその条件を確認するためのものです。
一方、本審査は詳細な信用情報や収入状況をもとに最終的な融資の可否を決定します。

Q3. 審査に通らない原因はどんなものがある?
A3. 主な原因として、クレジットカードの延滞履歴、借入金額が年収に対して過大であること、転職直後で収入の安定性が確認できないことなどが挙げられます。

Q4. 住宅ローンの審査基準は銀行ごとに違うの?
A4. はい、金融機関ごとに審査基準は異なります。
同じ条件でも銀行によって審査結果が異なることがあるため、複数の金融機関で比較することが重要です。


Q5. 必要書類が足りない場合、審査に影響するの?
A5. 影響します。
書類が不足していると審査が遅れるだけでなく、正確な判断ができずに審査が通らない可能性もあります。事前に必要書類をしっかり準備しましょう。

 

本記事では、住宅ローンの契約の流れ、審査でチェックされるポイント必要な書類の準備方法審査をスムーズに進めるコツを徹底解説します。

 

しっかり準備をして、
スムーズに住宅ローンを契約しましょう!

 

 

2. 住宅ローン契約の
基本的な流れ

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住宅ローンの契約は大きく分けて4つのステップで進行します。
それぞれの段階で何をすべきか、どのような審査が行われるのかを理解しておくことが重要です。

 

2-1. 住宅ローンを契約するまでの
全体像

住宅ローンの契約の流れは以下の通りです。

1. 事前審査(仮審査)
 金融機関による簡易的な審査。
2. 本審査
 収入や信用情報などを詳細に審査。
3. ローン契約の締結
 審査通過後、正式な契約を結ぶ。
4. 融資実行
 住宅購入代金が支払われる。

 

2-2. 事前審査とは?

事前審査(仮審査)は、本審査の前段階として行われます。
金融機関が申込者の信用情報や年収をもとに「住宅ローンを貸し出せるかどうか」を判断するプロセスです。

 

事前審査でチェックされるポイント

✓ 申込者の年収・勤務先・勤続年数
✓ クレジットカードやローンの返済履歴
✓ 借入希望額と返済能力のバランス

 

2-2. 本審査の流れ

本審査では、事前審査よりも詳細に申込者の信用情報や収入を審査します。

 

本審査で提出する主な書類

・ 収入証明書
 (源泉徴収票、確定申告書など)
・ 住民票
・ 購入予定の物件情報
・ 健康保険証            など

※金融機関よって若干の違いがあります。

本審査に通過すると、金融機関から正式なローン契約の案内が届きます。

 

2-3. 契約締結と融資実行

本審査通過後、金融機関と正式な住宅ローン契約(ローン契約書の締結)を行います。
その後、融資実行日になると、金融機関から住宅の売主または工務店に資金が振り込まれます。

 

【用語解説】

事前審査(仮審査):
本審査前に借入可能額や融資の可否を確認する簡易審査。

本審査:
借入希望者の収入、信用情報、勤務状況などを詳細に審査するプロセス。

融資実行:
住宅ローンの契約完了後、金融機関が住宅の売主に対して代金を支払うこと。

返済負担率:
年収に対する年間ローン返済額の割合。金融機関の審査基準の一つ。

信用情報機関:
クレジットカードやローンの返済履歴を管理する機関。金融機関が審査時に情報を確認する。

 

 

3. 住宅ローン審査でチェックされるポイント

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住宅ローン審査では、金融機関が申込者の返済能力や信用リスクを慎重に評価します。
以下のポイントが特に重要視されます。

 

3-1. 年収と返済負担率

金融機関は、申込者の年収返済負担率(年収に対する年間ローン返済額の割合)を基準に、借入可能額を決定します。
一般的に、返済負担率は25~35%以内が適正とされ、それを超えると審査に通りにくくなります。

 

3-2. 勤務先と勤続年数

安定した収入を得ているかどうかは審査の重要なポイントです。特に大企業や公務員などの安定職は有利とされ、勤続年数が3年以上であることが望ましいとされています。
転職直後だと信用度が下がり、審査が厳しくなる場合があります。

 

3-3. クレジット履歴と信用情報

過去のクレジットカードやローンの支払い状況は信用情報機関を通じて確認されます。
以下のような履歴があると審査に悪影響を与える可能性があります。

・ クレジットカードやローンの延滞・滞納履
 歴
・ 債務整理や自己破産の履歴
・ 短期間での過度な借入申し込み
 (申し込みブラック)

 

3-4. 他の借入状況

既に他のローン(カーローン、カードローン、リボ払いなど)がある場合、それらの年間返済額と住宅ローンの返済額を合算して、適正な返済負担率に収まるかどうかが審査されます。
他の借入が多いと、住宅ローン審査に通りにくくなる可能性があるため、事前に見直しをすることが大切です。

 

【用語解説】

返済負担率:
年収に対する年間ローン返済額の割合。審査の重要な基準の一つ。

信用情報機関:クレジットやローンの利用履歴を管理する機関。金融機関が審査時に情報を照会する。
申し込みブラック:短期間に複数のローンを申し込むことで、金融機関から信用リスクが高いと判断されること。
債務整理:借金の返済を軽減または免除するための手続き。自己破産や任意整理などが含まれる。
勤続年数:現在の勤務先での在職期間。審査では長いほうが有利とされる。

 

 

4.住宅ローン審査に
必要な書類一覧

書類イメージ画像

住宅ローン審査では、事前審査と本審査で提出する書類が異なります。
事前に必要な書類をしっかり準備し、スムーズに審査を進めましょう。

 

4-1. 事前審査時に必要な書類

事前審査では、申込者の基本的な情報を確認するための書類が求められます。

・ 本人確認書類(運転免許証、パスポート、
 マイナンバーカードなど)
・ 収入証明書
(源泉徴収票、確定申告書、納税証明書など)
・ 勤務先の在籍証明書(必要な場合)
・ 住宅購入予定の物件情報
 (売買契約書、重要事項説明書など)

※金融機関によって若干の違いがあります。

 

4-2. 本審査時に追加で必要な書類

本審査では、より詳細な審査が行われるため、追加の書類が必要となります。

・ 住民票(家族全員分)
・ 健康保険証のコピー
・ 金融機関指定のローン申込書
・他の借入状況を示す書類
(カードローンやマイカーローンの返済明細な
 ど)
・ 物件の登記事項証明書
・ 工事請負契約書(新築の場合)

これらの書類が不足していると審査が遅れる可能性があるため、事前にリストを確認し、準備を徹底することが大切です。

 

【用語解説】

源泉徴収票:
給与所得者が1年間の収入と税額を証明するための書類。

確定申告書:
個人事業主やフリーランスが所得を申告する際に使用する書類。

納税証明書:
税務署が発行する税金の納付状況を証明する書類。

住民票:
現住所や家族構成を証明する書類で、市区町村の役所で取得可能。

登記事項証明書:
不動産の所有者や権利関係を証明するための書類。

 

 

5. 住宅ローン審査を
スムーズに進めるコツ

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住宅ローン審査をスムーズに通過するためには、事前に準備を整えておくことが重要です。
以下のポイントを意識しましょう。

 

5-1. 書類の準備を徹底する

住宅ローン審査では、書類の提出が遅れると審査自体が遅れてしまいます。
事前に必要な書類をリストアップし、不備がないように準備を進めましょう。

 

5-2. クレジットカードの整理

クレジットカードを多数所有していると、審査時に「借入リスクが高い」と判断されることがあります。
不要なクレジットカードは解約する、また利用限度額の引き下げを行うなどの対策を取りましょう。

 

5-3. 収入証明のポイント

金融機関は安定した収入を重視します。
確定申告を行っている場合は、最新の収入証明書を用意しておきましょう。
また、ボーナスを考慮したい場合は、過去2~3年分の収入証明を準備すると有利です。

 

5-4. その他の注意点

・ 転職直後は避ける
勤続年数が短いと、安定した収入と判断されにくくなるため、住宅ローン審査が不利になる場合があります。
・ 借入履歴を確認する
信用情報機関の記録をチェックし、問題がないか確認しておくと安心です。
・ 短期間に複数のローンを申し込まない
短期間で複数のローン申し込みを行うと、信用リスクが高いとみなされる可能性があります。

【用語解説】

利用限度額:
クレジットカードやローンで借入できる最大金額。

信用情報機関:
個人のローンやクレジットカード利用履歴を管理する機関。

ボーナス併用返済:
ボーナス時に多めの返済を行い、月々の返済負担を減らす仕組み。

借入比率:
年収に対する借入額の割合。高すぎると審査に不利。

金利優遇:
金融機関が特定の条件を満たす利用者に適用する金利の引き下げ措置。

 

 

6. よくある
住宅ローン審査の落とし穴

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住宅ローン審査では、意外な落とし穴に注意が必要です。
以下のポイントを押さえて、スムーズな審査通過を目指しましょう。

 

6-1. クレジットカードの未払い

クレジットカードや携帯電話代金などの支払い遅延や未払いがあると、信用情報に傷がつき、審査に悪影響を及ぼします。
支払い履歴をしっかり管理し、過去の未払いがないか確認しましょう。

 

6-2. 転職直後の申し込み

住宅ローン審査では、安定した収入が重視されるため、転職直後は審査に通りにくくなります。
最低でも1~2年の勤続実績を作ることで、審査に有利な状況を整えましょう。

 

6-3. 他のローンとの兼ね合い

カーローンやカードローンの残高が多いと、総返済額が増え、住宅ローン審査の基準に引っかかる可能性があります。
審査前に不要なローンを整理し、借入額を減らしておくことが重要です。

 

6-4. 収入の過信

審査では、年収だけでなく、返済負担率(年収に対する年間ローン返済額の割合)が考慮されます。
希望額を過剰に設定すると、審査に落ちるリスクが高まるため、無理のない範囲で計画を立てましょう。

 

6-5. 申し込み情報の不備

住宅ローンの申し込み時に記入ミスや情報の不備があると、審査が遅れるだけでなく、審査に悪影響を及ぼす可能性があります。
提出前に内容をしっかり確認し、正確な情報を提供することが大切です。

【用語解説】

信用情報:
クレジットカードやローンの支払い履歴を管理する情報。信用情報機関で確認される。

返済負担率:
年収に対する年間ローン返済額の割合。低いほど審査に有利。(下記参照)
総返済額:
住宅ローンを含めたすべての借入の年間返済額。

借入残高:
ローンの未返済額の総額。多いほど新規の借入審査に影響を与える。

在籍確認:
金融機関が勤務先に連絡し、申込者が実際に働いているかを確認する手続き。

 

【返済負担率について】
返済負担率(%)=年間の総返済額÷年収×100

-年収700万円の場合の返済負担率の目安
・ 返済負担率20%の場合
 年間返済額:140万円  毎月の返済額:約11.7万円
・ 返済負担率25%の場合
 年間返済額:175万円  毎月の返済額:約14.6万円
・ 返済負担率30%の場合
 年間返済額:210万円  毎月の返済額:約17.5万円

 

 

7. まとめ

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住宅ローンの契約をスムーズに進めるためには、事前準備が重要です。
特に高性能住宅を建てることは、住宅ローンの審査や将来の資産価値を考えたときに大きなメリットを持ちます。

 

7-1. 高性能住宅を建てるメリット

高性能住宅は、断熱性や気密性が高く、省エネ性能が優れているため、住宅ローンの返済に影響を与える光熱費を抑えることができます。
また、耐久性が高く、長期的に資産価値を維持しやすい点も魅力です。

 

7-2. 補助金制度の活用

国や地方自治体では、高性能住宅の普及を促進するためにさまざまな補助金制度を提供しています。
例えば、「GX志向型住宅」が注目されており、環境負荷の低い住宅を建てることで補助金を受けることが可能です。
補助金を活用することで、自己資金を抑えながら、より質の高い住宅を手に入れることが可能です。

 

7-3. 将来の資産価値を考えた
住宅購入

高性能住宅は市場価値が下がりにくく、将来の売却時にも有利です。
また、住宅の性能が向上していることで、賃貸物件として貸し出す場合にも高い評価を得やすくなります。

 

7-4.住宅ローンと省エネ住宅の関係

一部の金融機関では、高性能住宅向けに低金利の住宅ローンを提供している場合があります。
これにより、通常の住宅ローンよりも総返済額を抑えながら、より快適でエコな住環境を実現できます。

【用語解説】

高性能住宅:
断熱性や気密性が高く、省エネ性能に優れた住宅。
補助金制度:
国や自治体が省エネ住宅の普及を目的として提供する資金援助制度。
GX志向型住宅:
環境負荷の低減を目指し、エネルギー効率や再生可能エネルギーの活用を推進する住宅。
住宅ローン金利優遇:特定の条件を満たす住宅に対して適用される金利の引き下げ。
資産価値:
住宅の市場価値や将来の売却価格に影響を与える要素。

 

住宅ローンの活用と合わせて、高性能住宅の建築や補助金制度の活用を検討することで、より賢い住宅購入が可能になります。自分に最適なプランを見つけ、理想の住まいを実現しましょう。

 

 

8. 「いえーるダンドリ」
住宅ローン契約をスムーズに!

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住宅ローン契約は多くの手続きがあり、スムーズに進めるには事前準備が重要です。
そこで福富住宅がおすすめするのが、「いえーるダンドリ」です。

 

8-1. 「いえーるダンドリ」とは?

「いえーるダンドリ」は、住宅購入に関するスケジュール手続き、必要書類の管理を一元化できる便利なサービスです。
住宅ローンの契約手続きもスムーズに進めることができ、初めての住宅購入でも安心です。

 

8-2. 住宅ローン契約を効率化する
5つのメリット

1. スケジュール管理が簡単
住宅ローンの事前審査・本審査・契約締結までの流れを一目で把握できるため、計画的に進められます。
2. 住宅購入全体の流れを把握できる
住宅ローンだけでなく、土地の購入や建築のスケジュールも管理可能。全体の流れを把握することで、資金計画も立てやすくなります。
3. 書類管理の簡便化
必要な書類をクラウド上で整理でき、紛失の心配がありません。金融機関への提出もスムーズになります。
4. 住宅ローン審査対策の強化
収入証明やクレジット履歴の管理、審査のポイントを確認できるため、審査の通過率を高める対策が取れます。
5. 比較提案とチャットサポート
いえーるダンドリでは、複数の金融機関の住宅ローンプランを比較提案してくれるため、最適なローンを選びやすくなります。また、チャット機能を活用して専門家にリアルタイムで質問できるため、疑問をすぐに解決でき、手続きをスムーズに進められます。

福富住宅では、「いえーるダンドリ」を活用することで、住宅ローン契約をストレスなく進められ、安心して理想の住まいを手に入れるためのお手伝いをしています。

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