私たちの考える〈家の基本性能〉は
1.耐震等級3+制震
2.高断熱(Ua値0.6以下)&高気密(C値0.4以下)
3.省エネ(BELS☆☆☆☆☆) です。
『ブレーキのない車を買わないために知っておきたいこと』第3回目は【省エネルギー BELS☆☆☆☆☆】についてです。
住まいの計画をされる際、その家がどれくらいの省エネルギー性なのか、気になりますよね。車でいえば「燃費」です。〇〇KM走るために、何リットルのガソリンが必要なのか=いくらガソリン代がかかるのか。車の購入を考えるとき、ほとんどの方がカタログでチェックされるのではないでしょうか。
住まいは、車よりはるかに高額で、長い間使い続けます。同じ室温にするのに、どれだけエネルギーを使うのか=いくら光熱費がかかるのか、「住まいの燃費」も、必ずチェックしてください。
「住まいの燃費=住まいの省エネルギー性」は、BELS(ベルス)という制度で知ることができます。住宅では2016年4月より、制度運用が始まっていて、家電製品などと同じように、☆印の数で、省エネ性能を評価しています。(最高は☆☆☆☆☆)
BELS制度で、省エネ性能を評価してもらうには、まずは建物の断熱性能を計算する必要があります。
その後、専用のWEBプログラムに、計算で求めた断熱性能の数値や、どんな設備器具(給湯器やエアコン、照明など)を使用するかなどの情報を入力し、エネルギーの削減率が算出され、その結果により☆印がつきます。
では、このBELSで、☆印がいくつがいいのか… 答えは【BELS☆☆☆☆☆】一択です。実は最高等級の☆☆☆☆☆だから、超省エネで、光熱費が抑えられます!というレベルではなりません。
ですが、BELS☆☆☆☆☆は、ブレーキのない車を買わないために、ブレーキのない車を売る会社とお付き合いしないために、必要です。
その理由は3つ。
1.BELS評価には、建物の断熱性能の計算が必要です。数値が悪い(断熱性のが低い)会社では、わざわざ計算しないと思います。BELS評価を出している会社は、一定程度の断熱性能で、住宅をつくっている会社といえます。そのため断熱性能の数値など細かいことがわからなくても、お付き合いしてはいけない会社を選ぶことができます。
2.BELS評価では、☆印の数だけではなく、「エネルギーの削減率=住まいの燃費」が数値で表され、同じ☆☆☆☆☆でも、燃費の違いが分かるようになっています。車の購入時と同じように、住まいの燃費で、比較することができます。
3.BELS評価のある住まいは、その断熱性能や省エネルギー性が、公的に認められた住まいとなります。そのため、将来の資産価値を守ることができます。
以上の3つの理由により、【BELS☆☆☆☆☆】一択です。*「BELS☆☆☆☆☆ならOK!」ではなく、「BELS☆☆☆☆☆なら、話をきいてみようか」ですが。
『全棟、BELS☆☆☆☆☆ですか?』
住まいづくりをご検討されている方は必ず、住宅会社さんに聞いてください。
*家の省エネルギー性能について、もっと詳しく知りたい方は、「お問合せフォーム」よりご連絡をお願い致します。
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